オペラ「椿姫」について

あらすじ

舞台は19世紀中頃のパリの社交界。
高級娼婦のヴィオレッタは、快楽こそが苦しみの薬よ!といつものように社交界の人々を集めサロンでパーティーをしていると、そこに友人のガストン子爵がアルフレードを連れて登場します。そこでアルフレードから1年も前から貴女のことが好きでしたと告白され、初めは、『また他の男達と同じだわ』と思って軽くあしらっていたものの、あまりの純粋なアルフレードの心に、少しずつ気持ちが変化し次第に引かれていきます。アルフレードの愛に打たれたヴィオレッタはパリでの生活から足を洗い、パリの郊外の田舎でアルフレードと暮らし始めます。

アルフレードと幸せに暮らしていたある日、アルフレードの父がヴィオレッタの元にやって来て『息子が娼婦と一緒に暮らしていると言うことが知られると、娘の縁談に支障があるので別れて欲しい』と告げます。せっかく掴んだ幸せなのに…、と拒むけれど最後には父の気持ちを受け止めアルフレードの前から姿を消すことを決めます。

ヴィオレッタが姿を消した本当の理由を知らないアルフレードは半狂乱になりパーティーでヴィオレッタを見つけ罵しります。

アルフレードと別れた後次第に結核が酷くなり、命を落とす直前、真実を知ったアルフレードがヴィオレッタの元に戻ってきますが、時既に遅く、最後にはアルフレードの腕の中でヴィオレッタが息を引き取ります。

登場人物

  • ヴィオレッタ:愛知智絵
  • アルフレード:小山陽二郎
  • アルフレードの父:澤脇達晴

出演

愛知智絵

ソプラノ
名古屋二期会

小山陽二郎

テノール
藤原歌劇団

澤脇達晴

バリトン
藤原歌劇団

浅野菜生子

ピアノ
藤原歌劇団

オペラ「椿姫」Nagoya Si的楽しみ方ポイント

19世紀中頃にアレクサンドレ・デュマ・フィスが実際あったお話を小説にしたもので、それを元に作られたオペラです。

La traviata とは直訳すると『道を踏み外した女』と言う意味で、19世紀のパリの社交界で高級娼婦だったヴィオレッタが椿の花を好み、いつも身に付けていたことから周りから『椿姫』と呼ばれていたこともあり、オペラのタイトルが『椿姫』となりました。

娼婦と言っても、この時代の高級娼婦は美しい美貌を持ち知性と教養があるものだけがなることができ、パトロンの後ろ楯によって生活していました。
このオペラの主役ヴィオレッタもそうでした。

このお話は、主役のヴィオレッタが華やかな社交界で楽しく毎日を過ごす中、真実の愛の無い生活に少し嫌気がさしいていたある日のパーティーで、純粋な愛を打ち明けるアルフレードと出会い、恋に落ちていく姿を描いたものです。
ただハッピーエンドではなく、最後は悲しい結末に…
道を踏み外してしまったヴィオレッタの気持ちの変化を感じていただけたらと思います。

チケット販売の詳細はNagoya Si 事務局(大橋)まで070-4399-2692電話が通じない場合はTheatre Project Si 事務局090-2254-5712(川橋)まで

お問い合わせ